
一生に一回でいいから開脚をしてみたい!
誰もがそう思ったことがあるのではないでしょうか。
私たちも開脚をしたくてずっと練習しました。
毎日どうやったらカラダが柔らかくなるのか?色々なことにチャレンジしながらも工夫を重ねていきました。
するとただ単に開脚だけをしていればよいというわけではないことに気づいたのです。
開脚する上で重要なのは全身のあらゆる筋肉を総合的に柔らかくすることで結果できるのです。
今回は一般では思いつかない開脚成功のうえで重要なペアストレッチ3選を紹介していきます。
是非参考にしてくださいね。
開脚ができることで得られるカラダへの効果とは?
開脚は誰もが憧れるもの。
実際に開脚ができるだけでも嬉しいですが、カラダにも良いことが沢山あります。
ここではその効果をみていくことにしましょう!
基礎代謝UP
カラダの基礎代謝は筋肉の柔軟性と深く関連しています。
特に筋肉は体温調節や血液循環促進機能をもつため、開脚ができるだけの柔軟性があれば自ずと血液循環は促進され代謝が向上します。
基礎代謝の向上は痩せやすいカラダを作りダイエットにも活かされます。
筋肉が硬い人は、循環が悪いためむくみなども発症しますが開脚ができれば問題ありません。
是非今日からスタートしましょう。
柔らかくなったと実感できる
開脚ができるとカラダが柔らかくなったと実感できてうれしい気持ちになります。
実は開脚は足の筋肉だけでなく背中も含めた上半身まで柔らかくないと完成することはできません。
開脚ができるころにはあらゆる柔軟性が向上していると言えるでしょう。
競技力向上
カラダの柔軟性が向上するとあらゆるスポーツのパフォーマンスが向上します。
スポーツだけでなくともジムに通う、ウォーキングをする、軽く泳ぐことが趣味でもいいでしょう。
可動域が向上するため無駄なパワーを使わずに効率の良いカラダになると言えます。
例えると、カラダが硬い人は、可動域に制限がかかるため余分なパワーで動作をするしかありません。しかしそれをやり続けるとケガをしたり、それ以上のパフォーマンスUPにはつながらないのです。
今何かスポーツやカラダを動かすような趣味を持っている人も是非開脚にチャレンジしましょうね!
骨盤が整う
女性に多い骨盤がゆがむこと。
開脚ができるようになると、骨盤を支える内転筋の伸縮性が向上するためいかなる動きに対しても骨盤を安定させることができます。
骨盤は骨に問題があるわけではなく、筋肉の硬さによって位置が変わります。
常に正しい人は滅多にいませんが、開脚ができれば自然と整います。
開脚ができるようになるための筋肉とは?
内転筋
内転筋は皆さんもご存知の通り内ももの筋肉ですね。
開脚と言えば内転筋!というイメージの方も多いのではないでしょうか。
内転筋は足を拡げる動作や閉じる動作に影響してきます。そもそもこの筋肉が硬いと足を開くことはできません。
骨盤を安定させる働きもあるので大切な筋肉の一つと言えるでしょう。
臀筋
臀筋はざっくりお尻の筋肉と覚えておきましょう。
一見開脚とはなにも関係ないように思いますが、これがとても大切なのです。
イメージしてみましょう。
座った状態から足を開くとこで大殿筋や中臀筋も同時に伸ばされます。
しかし筋肉が硬いままではいくら内ももの内転筋が柔らかいとしても足を拡げることができません。
両者の筋肉が協働して初めて開脚が成立すると言えるのです。
脊柱起立筋
脊柱起立筋は背中一面を覆う筋肉です。
この筋肉と開脚がなぜ関係あるのか?皆さん疑問に思いますよね。
よく開脚しても肘が床につかないことや、お腹をつけようとしてもつかないことがありますよね。
そう、これらは全てこの脊柱起立筋が硬いからなのです。
この筋肉は姿勢を維持するために脊柱に沿って付着している筋肉ですが、硬くなることで上半身を前に倒す動作に制限がかかってしまいます。
ここまで紹介した3つの筋肉の柔軟性を高めることで開脚は成立するのです。
開脚成功ペアストレッチ実践編
内転筋ペアストレッチ
内もも(内転筋)のストレッチの紹介をしていきたいと思います。
やり方
①受け手は仰向けになって足の裏をくっつけます
②パートナーは優しく受け手の膝を垂直に押していきましょう
③硬い人は無理に押さず、内転筋が伸びる感覚を味わいながら行いましょう
④この状態で10秒×2セット~3セットストレッチしていきます
無理に押したり、反動をつけたりしないよう注意してください。
内転筋は他の筋肉に比べて薄い作りであるため、高い強度で行うと炎症することがあります。
ケガをしないよう気をつけましょう。
臀筋ペアストレッチ
やり方の紹介
早速実践していきましょう!
お尻のストレッチは人によって硬さが全然違いますので無理のない範囲で声を掛け合いながら行うと良いでしょう!
ではスタートです!
①受け手は仰向けに寝ます
②パートナーは受けての左足を持ちましょう
③右足は外側に右手で足首を持ち、左手で膝を持ちましょう
④なるべく受け手の足がカラダと水平になるようにします
⑤ゆっくり足を胸に近づけるように押していきましょう
⑥10秒×3セット行います
注意点としてカラダが硬い人は無理に水平にしなくても良いです。できる範囲で行うことが大切。
ちなみに、柔らかい方は胸と足がくっつきますよ!
是非この状態まで目指していきましょう。
脊柱起立筋ペアストレッチ
やり方の紹介
①受け手は仰向けに寝て両足をそろえましょう
②パートナーは自分の骨盤の位置に受け手の両足を乗せます
③パートナーはそのまま両足を押していきましょう
④この状態で10秒×3セット行います
⑤腰から背中が伸びる感覚を得ることができるでしょう
更に強度の高いストレッチの紹介です!
両足を伸ばしたまま押していきましょう。
理想は両足が頭上の位置でかつ床に着く状態がいいでしょう。
このストレッチは女性が男性に行うのは少しパワーが必要になるので無理はしないようにしてくださいね。
ただ本当にこのやり方はマスターしてほしいと思います!
ペアボディから一言
以上開脚を成功させるためのストレッチでした。
開脚そのものを実践していくことも大切ですが、今回紹介した3つの筋肉を柔らかくすることで確実に開脚への道は開けます。
本当に?と思う方もいると思いますが、まずはやってみましょう。
そして開脚の角度や目印をつけておき、今日をスタートにどれだけ成長しているかもみていくことがいいでしょう。
無理やりストレッチするのでなく、ペアだからこそできる。
ここがポイントですよ!