女性の方は特に気にされる方が多い二の腕のたるみや、太さ。
どうやったら痩せるのか?そんな疑問から筋力トレーニングをされる方も多いのではないでしょうか。
既にトレーニングを始められている方も、これから何か対策に取り掛かる方も家で簡単にできるペアストレッチを試してみるといいですよ。
ストレッチが二の腕に効くの?
そんな疑問があるかと思いますが、ストレッチを行うことで筋肉が柔らかくなり血流がよくなります。
すると代謝が向上し脂肪燃焼効果に期待できるのです。
特に筋力トレーニングが苦手な方はストレッチから始めてみましょう。
二の腕とはどこ?
二の腕とはいったいどこを指すのでしょうか?
主に腕全体が丸み帯びたり、太くなることで気になりますよね。
これはある筋肉が関係しています。
まずはその筋肉の解説から始めましょう。
上腕三頭筋がキーポイント
腕の筋肉と言えば力こぶで有名な上腕二頭筋に拮抗して付着する上腕三頭筋があります。
この筋肉は名前の通り3つの筋肉から構成され、腕の代表的な筋肉の一つ。
上腕二頭筋は2つの筋肉で構成されているため、上腕三頭筋に比べて面積も体積も小さいのです。
つまり上腕三頭筋が硬くなったり、日常的に使われないと徐々に脂肪が取り巻き、腕が太くなります。
また腕の裏側に付着している筋肉なので余計に意識してみないということも考えられますよね。
上腕三頭筋の動きとは?
肘関節の伸展、肩関節の伸展、内転などの動作に関連しています。
わかりやすく言うと、物を頭上に押し上げる動きや、投げる動きに関連しています。
どうでしょう?
このような動きは日常生活にはありませんよね。だからこそ意識的に使わないと衰え、たるんでいく一方なのです。
筋肉は使わなければ徐々に筋力低下から弱まり、やがて脂肪が付着し始めます。これはカラダのどの筋肉においても同じことが言えるのです。
上腕二頭筋はストレッチを行う必要はある?
上腕二頭筋のストレッチは今回は無視して大丈夫です。
というのも上腕二頭筋は面積も体積も小さいためあまり効果を感じることはありません。
トレーニングになると話は変わりますが、基本的に上腕三頭筋に集中していきましょう。
なぜ女性の二の腕はたるみやすいの?
男性と女性の大きな違いは脂肪量です。
男性はテストステロンという男性ホルモンの働きによって女性よりも筋肉がつきやすい体質です。
女性は男性に比べて筋肉がつきにくいため脂肪が取り巻きます。
また女性には出産があるため体温が奪われないように脂肪が多いという見方もあります。
筋肉よりも脂肪のほうが体温の低下は防ぐことができるのです。
一つの防衛反応であると言えますよね。
二の腕のトレーニングは必要?
基本的にストレッチにプラスして筋力トレーニングを行うことは大賛成です。
ペアストレッチの目的は筋肉を柔らかくして代謝を向上させること。
結果的に脂肪燃焼に繋がりますが、更に筋力トレーニングを行うことで皮下脂肪を取り除くことができます。
トレーニングに苦手意識のある方はペアストレッチから始めて、ゆくゆくは筋トレにも移行できると最強だと思います。
ストレッチによる柔軟性向上はトレーニングパフォーマンスも向上させるため相乗効果を生み出せるでしょう。
筋肉の性質がわかるとイメージしやすいのですが、筋肉は伸びたり縮んだりする性質があります。
普段使っていない筋肉は硬くなり、可動域制限が出始めます。
試しにその場で腕を真っすぐ頭上に挙げて肘を曲げてみてください。
腕が耳にぺったりついていますか?もしついていないようであれば肩回りや上腕三頭筋が硬い証拠です。
これはトレーニングにも同じことが言えますよね。
最大限伸ばして、最大限収縮させるからこそ効率的なトレーニングができるのですから。
今回は二の腕トレーニング以前のペアストレッチがテーマなので割愛しますが、興味のある方はぜひコメントお待ちしています。
二の腕のペアストレッチ実践編
ではここからペアストレッチの実技編に入りたいと思います。
動きやすい服装で行いましょう。
おそらく男性よりも女性が受けたい願望が強いと思いますので是非トライしてみてくださいね。
やり方
①受け手は横に寝て、上側の腕(右腕)を差し出します
②パートナーは自分の左手で受け手の右腕を持ちます
③パートナーは受け手の肘を自らの右手で抑えます
④そのまま受け手の腕を肘を抑えながら下に引っ張るようにしましょう
⑤受け手は伸びている感覚があれば声をかけましょう
⑥この状態で10秒×3セット行います
⑦反対側も同じように行いましょう
注意点としては受け手の肘は必ず頭部に近い位置にすること。
頭部から離れてしまうとストレッチが効きません。ゆっくりと声を掛け合いながら行うことが大切ですよ。
ペアボディから一言
二の腕をすっきりさせるためのペアストレッチはとても簡単にできるものです。
トレーニングはちょっと苦手……そんな方はストレッチから始めてみるといいでしょう。
これまで動かしたことのない刺激を筋肉に与えるだけでも十分な効果を期待できますよ。
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