セルフローダー用荷台
Selfloader Body

セルフローダーとは?

セルフローダーとは、主に産業用車両(重機等)を車庫から現場へ運搬する用途に用いられる特殊車両です。
荷台前方に装備されたロングジャッキで車体のフロント側を持ち上げ、車体全体を後方へ約7.0~13.0°傾け荷台に建設機械や重機を積載し運搬します。また自走が出来ない車輛のために荷台に引き上げる役目のウインチや、車輛や荷物を吊り上げる搭載型トラッククレーン(ユニック)なども装備が可能となっています。

セルフローダは通常のトラック同じく、最大積載量によって小型・中型・大型と3つのサイズがあります。それぞれ公道を運転するには下記の免許が必要になります。

最大積載量3t未満、車両総重量5t未満 普通自動車免許
最大積載量5t未満、車両総重量8t未満 中型(8t)限定免許
(平成19年6月2日以前に取得した普通自動車免許)
最大積載量3t〜6.5t、車両総重量5t〜11t 中型自動車免許
最大積載量6.5t以上、車両総重量11t以上 大型自動車免許

ウインチを使いセルフローダーの荷台まで引き上げる作業を行う際には「巻上げ機運転者の資格」が必要になります。

搭載型トラッククレーンを操作する場合は、「移動式クレーン運転士免許」(つり上げ重荷5t以上)・「小型移動式クレーン運転技能講習」(つり上げ重荷5t未満)が必要になります。

当社オリジナルのセルフローダー用荷台の特徴

セルフローダー用荷台

当社オリジナルのセルフローダーボディの製造例

ISUZU GIGA(ギガ:平成27年式)用セルフローダーボディ ボディサイズ:248cm×875cm
錆止め(最高品位の錆止め剤 腹下5回・天面1回塗り)、下塗り塗料まで塗装済み。

JIS規格 亜鉛メッキ塗装ボディ
当社の亜鉛メッキはJIS規格対応となっておりますので、より高品位な耐久性となっております。また、ボディ全体(各パーツも含め)を亜鉛メッキ塗装してありますので、細かな部分までの錆対策がされております。

セルフローダーボディに含まれないもの

  • 車輛本体(セルフローダーボディを載せるための車体)
    ※当社にて中古トラックをオークションにて手配する事が可能です。
  • ロングジャッキ(ウインチ含む)
    ※当社にて中古ロングジャッキをオークションにて手配する事が可能です。
  • 仕上げ塗装(架装前にお客様のご要望のボディカラーに塗装)
  • 追加オプション(搭載型トラッククレーン、ツールボックス、サイドバンパー、サイドパネル など)
  • 架装費用(車輛にセルフローダーボディを搭載する工賃)

当社は、地元鉄鋼加工大手の株式会社サトコウ様と提携し、お客様のご希望に応じて図面から打ち合わせし、オリジナルのセルフローダーボディを製造しております。
株式会社サトコウ様の長年の鉄鋼加工によって培われた技術力により、高品位なボディの製造が可能となっております。
お客様が現在お持ちのトラックへのセルフローダーボディの載せ替えから、トラックを新たにご用意して(新車・中古車共)のセルフローダーボディの載せ替えまで対応しております。
また、セルフローダー用のオプションパーツ(ツールボックス サイドバンパー サイドパネル など)の製造・取付も行っております。市販パーツが存在しない・必要な目的に対応していないなどの場合でも、お客様の目的に合ったオリジナルパーツの作成も承っております。

架装車輛本体

  • お客様がトラックをお持ちの場合

    お客様のお持ちのトラックに合わせて、オリジナルのセルフローダー用荷台を製造いたします。メーカー・車種・年式などは問いません(一部例外有)どのようなトラックでもセルフローダー用荷台の製造は可能です。

  • トラックをお持ちでない場合

    当社にて、トラックをご用意することが可能です。
    当社はオークション会員ですので、お客様のご要望・ご予算に合った中古トラックを落札し、そのトラックにセルフローダー用荷台を架装することが可能です。昨今の世界情勢から新車の納車期間に大変時間が掛かる場合があります。いち早くトラックをご用意できる中古トラックがおススメです。もちろん新車の手配も可能です。

セルフローダーボディの素材

お客様の用途・予算などにより「全鉄・全ステンレス・部分ステンレス」からお選びいただけます。
一般的で安価な鉄、錆に強いステンレス、またお客様のご要望に応じて一部分のみステンレスを使用することも可能です。

ボディの塗装

塗装ボディ

ボディ腹下部は錆びやすく一度錆びてしまうと再塗装などが困難なため、念入りに錆防止を行っております。錆防止のために錆防止効果の高い最高品位の塗料である「ハイアートCBエコ 防錆コート」を5度塗りし、その上に変性エポキシ樹脂下塗り塗料を塗ってあります。
天面は車輛などを載せるためどうしても傷が付いてしまいます。ですので定期的に塗り直しをするという前提のもと錆止め塗装1回、下塗り塗装1回を行っております。
上記の塗装後、お客様のご要望に合わせたボディカラーの塗装を行います。

JIS規格 亜鉛メッキボディ

表面に亜鉛を析出させることによって亜鉛が持つ機能や特性を付与する表面処理加工法です。亜鉛メッキは非常に高い防錆効果があります。また、表面に傷がついて材質の鉄が露出してしまった場合、露出した鉄がサビてしまう前に亜鉛が溶け出し、再度鉄を覆います。
亜鉛メッキは腐食に強く、都市・工業地帯だと平均62年、田園地域だと平均113年、海岸地域だと平均25年の耐用年数があります。(環境やボディの使用状況により耐用年数は変化します。)

お客様1台1台に合わせた打ち合わせ

当社のセルフローダーボディは単一の既製品ではなく、お客様からご注文を受け一台一台採寸を行い、お客様のご要望を取り入れCADにて図面を作成し、それを元に打ち合わせを行いご納得いただいた後に製造を開始いたします。

  • お客様のお持ちのトラックを採寸することで、どんなトラックにも対応いたします。
  • お客様のご要望や各種オプションパーツ等必要な情報をお聞きし、それを元にCADにて図面を作成します。
  • 完成した図面でお客様と打ち合わせをし、ボディの製造を開始します。

高い技術力によるボディの製造

株式会社サトコウ様の高い技術力により歪みの無く精度の高いボディーです。

  • レーザー切断による綺麗な切り口
  • 職人(この道20年以上)の手による丁寧な溶接。(溶接技術が足りないと、溶接部から錆びる原因となります。)
  • 歪みのない精度の高いボディ(天板のガタつきなどもありません)

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